エレキギターの弦の太さと選び方

■エレキギターの弦の太さと選び方


エレキギター用の弦の選び方について紹介します。

エレキギターの弦は、現在では様々な種類の太さ(一般的にゲージと言ったりします)の
弦が発売されておりサウンドや弾きやすさなどによって、ギタリストはいろいろな弦を
使い分けたり変えたりしています。

例えば、エレキギターの弦は、1弦から6弦までの全6本が1セットになったものを

”.010〜.046”といった数値で太さが表示されています。

この”.010〜.046”のサイズを

”レギュラー”(※ダダリオの場合は”レギュラーライト”各社によって微妙に表記が異なる)

と呼んでいます。

一応レギュラーということもあり、このサイズが標準なのかもしれません。

※たぶん手のでかい腕力のある外人に合わせたサイズのような感じもします。
(スティーヴィーレイボーンは”.013〜”の弦を使っているようでちょっとありえないですね。)

個人的には、レギュラーサイズは、音ははっきりしますが、チョーキングや弾き心地が
自分には固い感じがします。

現在はその下の”.009〜.042”のスーパーライトがちょうど良いですね。

一時期は指の修行も兼ねてあえて太い弦を使用したこともありましたが、やっぱり
楽なものや弾きやすいものに最終的に落ち着きます。

弦は1セットあたり500〜2000円位なのでいろいろ使ってみるのが良いです。


■エレキギターのレギュラー(ライト)弦

ちなみに、レギュラーライトの太さ(ゲージ)の弦をバラで買う場合は1〜6弦の太さを
確認してから買うようにしましょう。

ちなみに1〜6弦の太さの詳細はこんな感じです。

(.010 .013 .017 .026 .036 .046) (※レギュラー弦)

左から一番細い1弦が.010、そして2弦の.013と数値が上がるにつれ太くなり、一番右の
数値が高い.046が6弦になります。

基本的に1弦から3弦がプレーン弦と呼ばれ、4弦から6弦はラウンド弦と呼ばれていて、
1〜3弦と4〜6弦では使われている弦の種類が異なります。

違いについては、1〜3弦のプレーン弦は一本のいわゆる金属線だけですが、
ラウンド弦は芯線にさらにらせん状に金属線がグルグルと巻かれています。

遠くから見るとわかりずらいですが近くでみるとギザギザになっていて、芯線に金属線が
巻かれているのがわかります。

とりあえずエレキギターの弦は、プレーン弦(1〜3弦)とラウンド弦(4〜6弦)の組み合わせで
ひとつのセットになっていますので覚えておきましょう。

また弦をバラで買うときには太さ(ゲージ)だけでなく、プレーン弦かラウンド弦かも間違え
ないように注意してください。


■ギター弦のサイズの名称

ギター弦をバラでなくセットで買う場合太さの種類によって弦セットの名前が異なり
ますので、そちらについて少し紹介します。

こちらは楽天で実際に売っているエレキギターの弦(セット)の種類です。

※上から太い弦セットの順になります。

ヘヴィゲージ(.012/.016/.020P/.032/.042/.054)

ブルースジャズ(.011 / .014 / .018 / .028 / .038 / .049)

ライトトップ/ヘッヴィボトム(.010/.013/.017/.030/.042/.052)

レギュラーライトゲージ(.010 .013 .017 .026 .036 .046) 

スーパーライトプラス(.0095 / .0115 / .016 / .024 / .034 / .044)

スーパーライトトップス(.009 /.011 /.016 /.026 /.036 /.046) 

スーパーライト(.009 /.011/ .016/ .024/ .032/ .042)

エクストラスーパーライト(0.08 0.10 0.15 0.21 0.30 0.38)

基本は、ヘビー、ライト、スーパーライト、エキストラライトが一般的ですが、それ以外にも
高音弦の1弦だけ太くしたものや、逆に低音弦だけ太くしたものなどギタリストの求める
音色や音楽、弾きやすさにあわせて数多くのギター弦のセットが出ています。

こちらについては基本のライト、スーパーライトを試して、低音をもっと出したい、太い音が
欲しいなど自分の好みにあった弦の太さを探しだすのが良いと思います。

弦のセットもそうですが、メーカーの違いによっても弦のトーンや弾き心地も変わりますので、
機会があったらいろいろ試してみることをおすすめします。

ちなみにエレキギターの弦は、一般的にダダリオかアーニーボールが定番で人気ですね。

■エレキギター用ダダリオ弦

■エレキギター用アーニボール弦

大分昔になりますが、1〜2弦の細い弦がすぐ切れてしまう時期があった時に10セットで
1000円〜2000円ほどの楽器屋の店頭の樽に入って置いてあるようなめちゃめちゃ安い弦のセットを
大量に買って使っていたことがありましたが、その弦から比べるとダダリオ、アーニボールの
弦の安定感は素晴らしく良いです。

定番と言われるだけあって、使い心地も良いですね。